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MD(ミニディスク)やダビングに関しての情報を発信していきます。
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皆さんこんにちは。
 
前回は、MDプレーヤーのデジタル出力端子について簡単に説明しました。
 
今回は、MDからCDへダビングする際のデジタル出力端子について、更に詳しく説明していきますね。
 
一口にデジタル出力端子と言っても、実は1種類ではないんですね。
これが、初めてデジタルでダビングする場合には間違いやすい部分ではあります。
 
で、そのデジタル出力端子ですが、まずは大きく2種類にわかれます。
すなわち、
 
・光デジタル出力端子
・通常のデジタル出力端子
になります。
 
光デジタル出力とは、その名の通り、デジタル信号を光で伝達する方法です。
身近なところでは、ネットの「フレッツ光」などと呼ばれているのが、光デジタルの通信になりますね。
ネットのデータもデジタルデータですので、音声と同じく光デジタルで通信できるのですね。
 
また、これは、ちょっとマニアックな話になりますが、世界で初めてオーディオで光デジタル通信を行ったのは、オンキョーというメーカーのCDプレーヤーでした。
 
 
残念ながらデジタル出力端子はないのですが、CDプレーヤー内でのDA変換を光ファイバーで結合する光伝送方式を採用したのでした。
これは、私も雑誌の宣伝を見て衝撃を覚えた記憶があります。
 
サイトの写真をご覧になっていただければわかりますが、本当に6本の光ケーブルで伝送しています。
わかりやすいですね。
 
ちょっと話がそれてしまいましたが、デジタルデータを、光で伝送しますので、出力端子からは赤い光が漏れて見えます。
こんな感じです。
 
これだけならいいのですが、この光デジタル音声出力端子は実は2種類あるんですね。
・角型
・丸型
になります。
 
角型はその名の通り、端子に角があるタイプです。
こんな感じですね。
 
丸型はその名の通り、端子が丸いタイプです。
こんな感じですね。
 
さらにややこしいのは、端子とそれをつなぐケーブルが、同じものでないと繋がらないということです。
ですから、原理上
MDプレーヤーの出力が角型・丸型の2種類×CDレコーダー等の入力が同じく角型・丸型の2種類=4種類のつなぎ方があることになります。
ですので、MDプレーヤーのデジタル出力端子端子のタイプと、CDレコーダー、もしくは、パソコンのデジタル入力端子がどのタイプかを予め確認してケーブルを購入しましょう。
 
ただ、一般的に据え置き型のMDプレーヤーの殆どは、角型のようです。
また、ポータブルMDプレーヤーでデジタル出力端子がある場合は、殆どが丸型です。
 
CDレコーダーはまず間違いなく角型です。
丸型は、パソコンが多いですね。
 
次の、通常のデジタル出力端子ですが、こんな感じの端子になります。
 
端子自体は、アナログの音声端子と同じ形状です。
 
ただ、デジタル出力の場合、1本でステレオのデータが送れますので、端子は1つになります。
ケーブルはこんな感じです。

アナログでステレオの場合は、2つの端子が必要ですね。
 
 
この通常のデジタル出力端子ですが、MDプレーヤーの場合殆どついてませんので、MDの場合通常はデジタル出力端子と言えば、光デジタル音声出力端子を指します。
 
この光デジタルケーブルですが、最近の物は結構曲げてもいいものが出てきてますが、通常はあまり極端に曲げますと、その部分で光ケーブルが破損してしまいますので、できるだけ曲げないように注意しましょうね。
 
では、今回は光デジタル端子について説明しました。
次回は、光デジタル音声出力付きのMDプレーヤーについて説明していきます。
お楽しみに(^^)
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