MD(ミニディスク)やダビングに関しての情報を発信していきます。
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みなさん。
こんにちは。
今日は、前回の続きでMDからCDへダビングする際の、再生側の機器についてさらに詳しく解説していきます。
MDの音声データを再生する機器を、一般的にMDプレーヤーといいます。
一部MDウォークマンとも言いますが、MDウォークマンが持ち運びができるようにポータブルなだけで、機能的にはほとんど変わりません。
このMDプレーヤーですが、再生するデータの種類によって大きく2つに分けることができます。
つまり
1)アナログでしか再生できない機器
と
2)デジタルでデータを再生できる機器
の2種類です。
これは基本的なことですが、MDに記録されているデータはCDと同じくデジタルデータになります。
しかし、デジタルデータは0か1かのデータでしかありませんので、私達の耳で聞けるようにデジタルデータをアナログデータに変換することが必要になります。
これを専門的にDA(デジタル→アナログ)変換といいます。
このDA変換機能は、すべてのMDプレーヤーについています。
ですから、MDプレーヤーを再生するには、MDプレーヤーの後ろのRCA(ピンジャック)端子という端子にRCAのコードを繋いで聞くという方法が一般的です。
写真はこちら
つまり
・MDプレーヤー内でデジタルデータをアナログデータに変換する
↓
・アナログデータをアンプ等にRCAケーブルで送信
↓
・アンプ等でアナログデータを増幅してスピーカーで再生
という流れになります。
MDラジカセは、この流れを1台の機器の中でやっているのですね。
MDウォークマンの場合は、RCA端子がついてませんので、一般的にはヘッドフォンジャックからこのような変換プラグで変換してアンプ等につないで再生します。
この場合のデータはアナログですので、厳密に言いますと、元のデジタルデータより音質的に一般的に劣る場合が多いです。
デジタル
↓
アナログ
に変換する際に必ず、変換ロス等が出るんですね。
そこで、できるだけ原音に忠実にダビングする場合に欠かせないのが、
デジタルのままデータをアンプ等に送る端子
すなわち
デジタル出力端子
が必要になってくるんですね。
このデジタル出力端子も幾つか種類があるんです。
ややこしいですね。
これを説明していきますと、また長くなりますので
次回は、デジタル出力端子について詳しく説明していきます。
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